無料帰省バスで婚活!?


地方公共団体が出来る婚活支援とは

先日面白い記事を見つけました。
新潟県魚沼市では、年末の帰省シーズンにあわせて、東京から同市まで無料バスを運行するとの記事でした。
これは2019年12月28日(土)の年末、東京駅鍛冶橋駐車場から同市内までの間を無料で乗車できる帰省バスで、その名も「魚沼市ふるさと帰りタイナー」

で、この帰省バスが少し面白いのは、
乗車できるのは18歳から30歳までの若い独身者限定とういうこと。

もともと魚沼市では、市へUターン就職を希望する若者を対象にした無料帰省バスを運行しており、車内で市内企業のPRや市の移住促進策などの説明を行っていたようです。

今回はそれを少しアレンジして、
いわゆる「婚活的要素」と、「ふるさと帰省」を掛け合わせるというアイデアなのです。

地方の課題を解決する奇策?!

このバスに乗車できるのは、18歳から30歳までの「魚沼市出身の独身男性」女性は「魚沼市出身者優先」で定員40名。
車内では「交流タイム」「ゲームタイム」「魚沼市PRタイム」などが繰り広げられ、一般社団法人 日本婚活教育協会認定コーチの2名が同乗して盛り上げるといいます。

「年末帰省」「婚活」を掛け合わせたこの「無料帰省バス」企画。
生まれたキッカケは「市職員のひらめき」とのこと。

私はこの記事を読んで思いました。
「なかなかいいアイデアじゃん!!」
公務員の方が考える企画にしては、中々斬新でいい!

同郷の仲間同士が繋がるキッカケを作ることが目的です」
「最終的に魚沼市へのUターンや地域での就職、結婚に結びつけばよいと考えています」
今回のバス運行はあくまで、市で実施している婚活パーティー事業の一環とのこと。
(魚沼市地域創生課)

とかく公共団体が行う婚活企画は、民間企業が既に多く行っている婚活イベントの真似事企画が多い中で、この「帰省と婚活」を上手くマッチさせた無料帰省バスは、とても良い企画だと本当に感心しました。

少子高齢化による労働力不足や人口減少など、地方が直面する課題を「婚活」というキーワードを通して解決する方法、長野県や各市町村などの地方公共団体には、出来る事がまだまだ沢山あると私は思っています。

「お見合いパーティーのような誰にでも出来るイベント、本来公共団体が主体で行うべき事では無いよ」
お金(税金)の使い方、間違ってはいませんか?
私は常々そう思っております。

魚沼市のように、予算も潤沢にある非営利の公共団体だからこそ出来る知恵を絞った婚活企画
長野県や各市町村の方々にも、是非考えてもらいたいところです。

年末にあたって、そんな事を改めて思った魚沼市の「無料 帰省バス企画」についてのお話でした。
魚沼市称賛!!

長野結婚相談所室長
代表室長 宮澤